店長ブログ

インスタントコーヒーのお話

忙しいときでも、お湯に溶かすだけですぐに飲めるインスタントコーヒー。便利ですよね。

APLA SHOPでもカフェインレスのインスタントコーヒーを販売しています。

さて、インスタントコーヒーはどうやって作られているのでしょうか?
またおいしく飲むコツなどはあるのでしょうか?

◆どうやってインスタントコーヒーは作られているの?
インスタントコーヒーは簡単に言うと、レギュラーコーヒーから抽出してできたコーヒーを乾燥させ、
粉末にしたものです。
つまり、インスタントコーヒーは、
・コーヒー生豆を焙煎する
・焙煎した豆を粉砕する
・抽出(ドリップ)する
・乾燥させる
乾燥の方法はフリーズドライ製法とスプレードライ製法と2つあるようです。
そして、乾燥後、包装されて私たちの手元に届きます。

(レギュラーコーヒーとは焙煎したコーヒー豆、またはそれを挽いた粉のことです)

◆インスタントコーヒーをおいしく淹れるコツ
1)お湯の温度
  温度が高いほど苦み成分が抽出されます。温度が高いと苦みが増し、低いと酸味が目立ちます。
  苦みを抑えつつまろやかなコーヒーにしたい場合は、いつもより低めの温度にするとよいでしょう。
2)分量
  好みにもよりますが、お湯140mlに対してコーヒーは2gほど(ティースプーン1杯ぐらい)が標準です。
3)フリーズドライ製法を選ぶ
  先ほど乾燥の方法が2つあると言いましたが、
  フリーズドライ製法のほうが食品の元の状態を維持させるため、
  風味や香りを楽しむことができます。
4)水で練る
  カップにインスタントコーヒーを入れてお湯を注ぎますが、お湯を注ぐ前に
  スプーン1杯ほどの水でよく練るといいです。
  コーヒー豆に含まれるデンプンを水で溶かすことで粉っぽさが取れ、
  コーヒーの風味がより感じられるそうです。
5)フライパンで乾煎りする
  ちょっと手間ですが、インスタントコーヒーをフライパンで乾煎りすると
  香ばしさがプラスされます。
  少し色が変わってきた程度まで乾煎りすればOKです。
  少量だと焦げやすいので注意が必要です。
6)電子レンジにかける
  こちらもちょっと手間ですが、インスタントコーヒーをお湯でしっかり溶かした後、
  30秒ほど電子レンジにかけることで、酸味と苦味が取れたまろやかな味わいのコーヒーになります。

ちょっと手間のかかるものもありますが、簡単にできるので、作るときに余裕がある場合は、ぜひお試しください。

◆インスタントコーヒーの保存について
インスタントコーヒーは生鮮食料品です。そのため温度、湿度、光などに影響を受けます。
温度が高い場所に置いていたり、紫外線を受けたりすると劣化します。
また空気に触れやすいと酸化し劣化しますし、水分を吸収しやすいので湿気が多いと味に影響します。

1)容器
  密閉性、遮光性が高く、酸素を通しにくい素材の容器に保存しましょう。
  一番おすすめの容器は密閉性の高いキャニスターです。
  耐熱ガラス製のキャニスター:遮光性は期待できないので、暗い場所で保管します。
  ホーロー製のキャニスター:少し重いですが、密閉性も遮光性もあります。
  ステンレス製のキャニスター:軽く、遮光性も高いです。

  もちろん瓶に入ったインスタントコーヒーならそのまま保存できます。
  ポイントは、瓶に貼られている紙をふちの部分だけ残しておくことです。
  そうすると、瓶とふたの間の隙間をできるだけなくせます。

  ジップロックに入れて保存している方、多いのではないでしょうか。
  ジップロックは酸素を通しやすいので、劣化してしまうんです。
  気をつけましょう。

2)場所
  基本的には常温で保存します。冷暗所で保存するのがおすすめです。

  冷蔵庫:夏は気温や湿度が高くなるので、冷蔵庫で保存するといいです。
      また、飲み切るまでの期間が長い場合も冷蔵庫がいいでしょう。

  冷凍庫:冷蔵庫をひんぱんに開け閉めするような場合には冷凍庫もいいです。

  冷蔵庫も冷凍庫もそこから取り出した時の温度変化に気をつける必要があります。
  できるだけ早く戻しましょう。

インスタントコーヒーは未開封であれば、記載してある賞味期限までおいしく飲めます。
だいたい3年くらいもつそうです。
開封後は、保存に気をつけたとしても劣化していくので、1か月ほどで飲み切るのが
いいということです。

◆インスタントコーヒーにプラス!
1)塩
  ほんの少し入れると深みがでます。入れすぎには注意。
2)しょうが&はちみつ
  スパイシーさとコクのある甘さが加わります。体も温まります。
3)牛乳&マシュマロ
  マイルドになります。
そのままでももちろんおいしいですが、たまにはアレンジして飲むのも楽しいですね。

◆APLA SHOPでは・・・
 酸味控えめ、豊かな甘味が特徴です。
 風味を残した安心なカフェイン抽出方法でカフェイン99%以上をカットしました。
 コーヒーの刺激が苦手な方、カフェインを避けたい方にも安心して楽しんでいただけます。
 また、おいしく淹れるコツでも書きましたが、
 こちらはフリーズドライ製法ですので、風味や香りをより楽しむことができます。
ぜひお試しください。

冷たいコーヒーのお話

暑い季節になると、冷たいコーヒーが飲みたくなりますね。冷たいコーヒーといえば、アイスコーヒーと水出しコーヒーが思い浮かびます。何が違うんでしょう?

◆まず作り方が違います。
アイスコーヒーは、お湯で抽出した熱いコーヒーを氷で冷やしますが、水出しコーヒーは、お湯を使わず、水でコーヒーを抽出します。「コールドブリュー」や「ダッチコーヒー」とも呼ばれています。そのため、アイスコーヒーを作るのにはそれほど時間がかかりませんが、水出しコーヒーは抽出に時間がかかり、大体一晩、少なくとも8時間くらいかかります。

◆味わいはどうでしょう。
水出しコーヒーは、苦味や酸味が抑えられて、まろやかな味わいになると言われています。苦味や渋みのもとのなる成分が水に溶けにくいためです。また、お湯でドリップしたコーヒーはコーヒー豆の油分を抽出しますが、水出しでは油分の抽出があまりされないため、さっぱりとした味わいになります。さらに水出しコーヒーはおいしさが長持ちするといいます。コーヒーがおいしくないと感じるのは酸化が原因なのですが、水出しの場合、熱による化学変化がおこらず、酸化の原因となる油分の抽出量が少ないため、酸化しにくいのです。

◆水出しコーヒーの作り方
いろいろな方法がありますが、簡単な作り方をご紹介します(作り方というほどでもないんですが)。
コーヒーの粉をお茶パックなどに詰め、冷水筒やピッチャーなどに入れ、水を注ぎます。コーヒーの粉50gに対して、水は1ℓくらいが目安です。8~10時間冷蔵庫に入れるとできあがり。時間はかかりますが、作り方はとても簡単です。

<おいしくつくるコツ>
・ある程度長い時間漬け込む。
 こちらにも、そして多くのwebサイトでも8時間くらい抽出すると書いてあるのですが、もう少し長く、12~16時間漬け込むといいそうです。
 浅煎りなら、長めに16時間くらい抽出するといいです。
・水は少しずつではなく、一気に注ぐ。
 水を注いだ後に浸けるので、少量ずつ水を入れる必要はありません。また、水は常温で。

◆水出しコーヒーはなぜ「ダッチコーヒー」?
水出しコーヒーは、別名「ダッチコーヒー」と呼ばれますが、ダッチコーヒーは直訳すると「オランダのコーヒー」となります。水出しコーヒーの発祥はインドネシアなんですが、なぜオランダなのでしょう?

17世紀のはじめ、オランダ東インド会社は、インドネシアに進出しました。当時インドネシアで栽培されていたコーヒー豆はロブスタ種という品種でしたが、苦味やえぐみが強くて飲みにくかったそうです。そんなコーヒーをおいしく飲むために思いついたのが、「水出しコーヒー」だったそうです。上にも書きましたように、水出しコーヒーは苦味が抑えらえてまろやかな味になります。つまりオランダ人が考案したということで、「ダッチコーヒー(オランダ人のコーヒー)」と呼ばれるようになったんです。インドネシアのコーヒーをおいしく飲むために考えた淹れ方なんですね。

これまで冷たいコーヒーとしてアイスコーヒーしかお試しじゃなかった人もぜひ「水出しコーヒー」を作って飲んでみてください。私もこの夏から水出しコーヒーを作るようになりましたが、とても簡単でおいしいので、ほぼ水出しコーヒーしか飲んでいません。

お好みにもよりますが、「水出しコーヒー」をつくるならペルーのコーヒーがおすすめです。ぜひAPLA SHOPでチェックしてみてください。

コーヒー生豆の用語って難しい?

コーヒー生豆を買って、焙煎に挑戦される方が増えてきています。
ただ、いざ生豆を買おうとしても、そこに書かれている情報がなんだかわからないということはないでしょうか。

APLA SHOPのコーヒー生豆のページにはこんなことが書かれています。
例えば、「生豆 東ティモール」を取り上げてみます。

 ●生産地:東ティモール・エルメラ県
 ●生産者:エルメラ県の小規模生産者
 ●生産団体:Alter Trade Timor(ATT)
 ●クロップ:2018/2019
 ●加工方式:水洗加工方式
 ●品種:アラビカ種ハイブリッド・ティモール
 ●スクリーンサイズ:16UP
 ●標高:約900m~1,400m 

生産地、生産者、生産団体というのはわかります。では、クロップ、スクリーンサイズとは何でしょう?また加工方式に書いてある水洗加工方式、品種のアラビカ種とは?標高はどう生豆に関係しているのでしょう?

★[ クロップ ]
クロップとは農産物としての生豆のことです。または、収穫年を意味することもあり、収穫期別にニュー・クロップ(新収穫品)、カーレント・クロップ(その年の収穫品)、パスト・クロップ(前年度の収穫品)、オールド・クロップ(数年前までの収穫品)に分けられます。「2018/2019」というのは、2018年10月~2019年9月の収穫されたもののことを示します。なぜ10月からかというと、店長ブログ「10月1日は"コーヒーの日"」にも書きましたが、

ブラジルでは、コーヒーの収穫・出荷のサイクルとして、10月1日から翌年の9月末日までを1年度としています。つまりコーヒー年度では10月1日が元日に当たるんです。

ということで、コーヒーの収穫・出荷のスタートが10/1だからなんです。

★[ スクリーンサイズ ]
次にスクリーンサイズですが、簡単に言うと豆の大きさです。スクリーンとは「ふるい」のことで、豆をふるいにかけて網目の大きさでサイズを測るというものです。約0.4mmが世界標準単位で、スクリーンサイズ20なら約8mmを表します。スクリーンサイズ19~20が特大、16が普通、そして12~13が特小という感じになっています。「16UP」というのは16(6mm)以上ということですね。コーヒー豆には等級(格付け)がありますが、等級を決める基準の1つとしてサイズがあり、一般的にスクリーンサイズが大きい豆ほど等級が高くなります。ただ、コーヒー豆の「等級」を決める基準や表記は世界共通ではなく、生産国によってバラバラで、等級づけをしていない国もあります。

★[ 加工方法 ]
続いて、加工方式の「水洗」とは何でしょう。加工方式は主に、①水洗式(ウォッシュド)、②半水洗式(セミウォッシュド)、③非水洗式(ナチュラル)の3つに分けることができるそうです。
①は一番スタンダードな加工方法です。その名の通りたくさんの水を使って果肉を洗い流します。コーヒーはすっきりとクリアな味わいに仕上がり、豆の味を一番引き出す方法だとも言われています。②は水洗式で取り除く粘液をあえて残す、水の使用量を抑えた方法です。水洗式にはない独特な甘みを含んだコーヒーに仕上がります。パルプドナチュラルとも呼ばれます。③は水で洗わず、コーヒーチェリーに果肉が付いた状態で乾燥させる伝統的な方法です。コーヒーはフルーティーな味わいに仕上がります。加工方式によって、コーヒーの味わいは大きく変化します。一概にどの方法がいいとは言えないため、個人の好みによるということです。

★[ 品種 ]
品種についても調べてみました。
コーヒー豆は、コーヒーノキという植物の種子を焙煎したものです。コーヒーノキにはたくさんの種類がありますが、その中でも飲用に利用されているのは、アラビカ種、カネフォラ種、リベリカ種の3種です。普段、私たちが飲んでいるのはアラビカ種がほとんどでコーヒー全体の生産量の7、8割を占めていて、続いてカネフォラ種、リベリカ種は全体の1、2%くらいだそうです。アラビカ種は、良質な酸味を持ち風味に優れていますが、病害虫に弱いという特徴があります。カネフォラ種はロブスタ、コニロンなどの種類がありますが、市場に出回っているのはほとんどロブスタ種です。このロブスタ種は、病害虫に強く、収穫量も多いというメリットがありますが、風味でアラビカ種に及ばないそうです。
パッケージにはハイブリッドとありますが、これは種を交雑させたものだそうです。アラビカ種とカネフォラ種をかけ合わせ、アラビカ種の病害虫に弱い点を、丈夫なカネフォラ種で補おうとしました。
それぞれの種はさらにいろいろな品種に分かれています。APLA SHOPで販売している「生豆 ペルー」はアラビカ種ティピカ、ブルボンとなっていますが、ティピカ、ブルボンもアラビカ種の品種です。

★[ 標高 ]
表示の最後に標高とありますが、標高がどのように豆に影響を及ぼすのでしょう?先ほど、豆の大きさで等級について触れましたが、等級を決める基準の1つに産地の標高も入っているそうです。一般的にコーヒー豆が育つ場所の標高が高いほど、品質が高くなる傾向があると言われています。高地ならではの昼夜の寒暖差によって、コーヒーの実が締まり、ゆっくりと時間をかけて熟していくためです。コーヒーの生産地域によって標高が異なり、例えば、ブラジルだと1000m~1300mmが多く、ケニアだと1400m~2000m、またグアテマラは、標高によって7段階の等級を決めており、標高600m未満が最も下の階級、最高級グレードの豆は標高1350m以上と決められているそうです。

以上、パッケージに書かれている情報をいろいろと調べてみました。調べてみたらコーヒーの奥深さがわかりました。コーヒーの選び方の参考になればうれしいです。

5月は世界フェアトレード月間

5月の第二日曜日は「母の日」ですが、第二土曜日は何の日か知っていますか。5月第二土曜日は「世界フェアトレード・デー」で、世界中でフェアトレードをアピールする日なんです。これに合わせて、5月は「世界フェアトレード月間」と呼ばれています。


「世界フェアトレード・デー」は、WFTO(世界フェアトレード連盟)によって制定されたもので、その日は、加盟する世界中の様々なフェアトレード組織と生産者を中心に、各国でイベントやキャンペーンが同時に開催されます。

1995年にヨーロッパのフェアトレード・ショップの連合が運動を開始し、日本ではグローバル・ヴィレッジ/ピープルツリーの呼びかけで、1999年に初めて実施されました。第1回では、全国の約100軒のフェアトレードショップや団体が参加し、フェアトレード食品と、食料の安全保障をアピールするためのイベントを開催しました。そして2002年からはアフリカ、南米、アジアなどの生産団体など世界中の団体も参加し、今では80ヵ国以上でイベントが行われる国際的なキャンペーンとなっています。

今年は新型コロナウィルス感染拡大で、イベントは少ないようですが、フェアトレードタウンの名古屋では、全国の様々なコーヒーが楽しめる「コーヒー・サミット」というイベントが実施されるようです。オンライン公開ライブも配信されます。他にもあるようなので、チェックしてみてください。

さて、ではここでフェアトレードクイズ!

1)次のマークの中でフェアトレードの認証マークはどれでしょう。
A.                        B.                         C.                       D.

2)日本人一人当たりのフェアトレードラベル製品の購入金額は? 
      A.90円 B.900円 C.9,000円 D.90,000円

3)日本国内でのフェアトレードの認知率はどのくらいでしょう? 
      A.約10% B.約30% C.約50% D.70%

4)フェアトレードタウン(街全体でフェアトレードを応援する市町村)は世界で2000以上あります。日本にはいくつあるでしょう?

5)実際にあるフェアトレード商品はどれでしょう?
A.        B.         C.                        D.

皆さん、どのくらいわかりましたか。(正解は一番下にあります)

APLA SHOPの商品も生産者とフェアな取り引きのもと作られた民衆交易品です。皆さんのお買い物が、小規模生産者の生活向上や自立支援につながっています。フェアトレード月間の今、ぜひAPLA SHOPでのお買い物を通して、普段のお買い物や暮らし方を振り返ってみるのはいかがでしょう。

~答え~
1)BとDです。
  Bは、国際フェアトレード認証ラベル。製品に対するフェアトレード認証です。
  Dは、フェアトレード団体マーク。団体に対するフェアトレード認証です。
  A:古紙再生紙であることを示す表示。
  C:エコマークで環境のことを考えた製品やサービスにつけられるマーク。
  最近ではコンビニなどでもこのマークがついた商品が売られています。探してみてはいかがでしょう?
  しかし、フェアトレード商品のすべてに認証マークがついているわけではありません。
  マークがついていないフェアトレード商品もたくさんありますので、商品のパッケージの情報を読むなど、背景を探ってみてくださいね。

2)A.90円(2017年度)
  スイス8,546円、アイルランド8,338円、イギリス3,664円、ドイツ1,952円などと比べて、とても少ないことが分かります。

3)B.約30%(2019年度)
  2007年以降、中学・高校の教科書にも掲載されているせいか、10代の認知度が大変高く、45.9%となっています。

4)全部で6つあります。
  熊本市(熊本県)、名古屋市(愛知県)、逗子市(神奈川県)、浜松市(静岡県)、札幌市(北海道)、いなべ市(三重県)です。垂井町(岐阜県)、世田谷区(東京都)など他にもフェアトレードタウン認定に向けて活動している地域があります。

5)すべてです。
  Aは花、Bはコーヒー、Cはフェアトレードコットンのマスク、Dはワインです。

コーヒーの出し殻は捨てずに再活用しましょう

皆さん、コーヒーをドリップしたあとに出る「コーヒーかす」はどうしていますか?

多くの方は捨てているのではないかと思います。私もそうでした。
しかし調べてみると、このコーヒーかすを含む、コーヒー生産から消費の過程で排出される廃棄物は年間で2300万トンにものぼるということがわかりました。そしてそのほとんどが埋立地に捨てられているそうです。

そんな「コーヒーかす」のごみ問題の解決しようと、様々な企業が取り組みを始めました。コーヒー大国ベトナムでは、コーヒーのかすを使った特殊素材のフェイスマスクやカジュアルシューズを開発したり、イギリスでは、コーヒーのかすをリサイクルしてバイオ燃料を作ったりしているそうです。また、日本のある企業では、コーヒーかすをアップサイクルして、ボディ用スクラブを開発、販売しています。

このように世界の様々な企業がアップサイクルに取り組んでいますが、私たちが簡単にできることはないでしょうか。取り組みやすいものを3つご紹介します。

1つ目は消臭剤です。

家庭用の消臭剤としてよく売られている活性炭は、表面にたくさんの穴があいている多孔質構造で、においを吸収します。焙煎後のコーヒー豆も、同じように表面にたくさんの穴があいています。さらに挽いたコーヒー豆は表面積が広がり、脱臭、消臭効果をより発揮します。抽出後のコーヒーかすは水分を含んでいるので、さらににおいの吸収効果もプラスされ、活性炭の5倍の脱臭効果があるという検査結果もあるそうです。

おしゃれなガラスコップに入れれば、インテリアの一部になります。湿っているとカビが生えやすくなるので、2、3日に1回のペースで取りかえるといいでしょう。ドリップ直後のコーヒーかすを電子レンジであたためれば、簡単に乾燥させることができます。乾燥させたものなら、靴箱にも置きやすいですね。お茶パックなどに入れて、靴箱に入れたら場所も取りません。

2つ目はコーヒー染めです。

やり方はいろいろありますが、簡単に手順をご紹介します。
①染めたい布(Tシャツなど)を用意し、牛乳や豆乳を水で3倍くらい薄めたものに浸します(コーヒーの色素を効率よく吸収してくれます)。十分に浸ったら、軽くしぼり2、3日陰干しします。
②なべに水1リットル入れてわかし、沸騰したら、コーヒーかすを大さじ3くらい入れます。1リットルに大さじ3が基本ですが、もっと濃くしたい場合や薄くしたい場合は調節してください。
③②に下準備した布を浸します。菜箸などを使って、布を泳がせるようにするのが大切です。布を馴染ませたら、30分から1時間ほどつけておきます。
④布が茶色くなったら取り出します。取り出したあとに、ミョウバンと水2リットルを加えます(色が抜けるのを防ぎます)。そこにもう1度布を30分~1時間くらい浸します。
⑤布を取り出し、水でよくすすぎ、風通しのいい場所で乾かせば、完成です。
レトロでアンティークな風合いの布になり、楽しいですよ。

3つ目はスクラブです。

先ほど企業の取り組みでも紹介しましたが、ハンドメイドでスクラブを作ることもできます。こちらも作り方はいろいろありますので、お好みのものを探していただければと思いますが、例えば、コーヒーかすにオイル(アーモンドオイルやココナッツオイルなど)、はちみつを混ぜるだけでもできます。コーヒーに含まれるポリフェノールやカフェインには、抗酸化作用や肌を引き締める効果があるそうです。ただし、使う時は手の甲や腕で自分の肌に合うかを確認してから使ってみてください。またコーヒーかすは水には溶けないので、洗い流さずにコットンなどでふき取ってから、洗うといいと思います。

コーヒーは飲むだけでなく、飲んだあとも楽しめます。ゴミを減らすためにも、ぜひお試しください。


スタッフが自宅でコーヒー染めをしてみました。服が生まれ変わります!マスクもおすすめです。

ココアの「アルカリ処理」って何?

ココアのパッケージに「NON-ALKALIZED」や「アルカリ処理はしていません」などと書かれているココアを見たことがありますか?以前よりもそのように書かれている商品を見かけるようになってきましたが、「アルカリ処理」とは何でしょう?

実は「アルカリ処理」はココアで有名なオランダの「バンホーテン」が生み出した製法なのだそうです。この製法が生み出されるまで、「チョコレート」は、焙煎したカカオをすりつぶしたものを砂糖とともにお湯に混ぜて飲んでいました。しかし、それは油分が多く、発酵した酸が残っていて刺激が強いままの状態でした。バンホーテンは、油分を減らし、お湯に溶けやすいココアパウダーを作りました。また、酸性が強いカカオ豆にアルカリを加えることにより、パウダーを中性に近づけ、まろやかで飲み心地のよいココアパウダーの製造も可能にしました。この酸味と渋みを中和するものが「アルカリ処理」(ダッチ・プロセス)という方法で、現在も世界中で採用されています。

このようにアルカリ処理を行うことで酸味が抑えられ飲みやすくなりました。しかしアルカリ処理には様々なマイナス点があります。

まずカカオ豆本来の風味が失われてしまうことです。確かにアルカリ処理で酸味が抑えらえますが、カカオ本来の風味が感じられないのは残念です。また、カカオの栄養素が失われるという話もあるようです。カカオはポリフェノールなどの栄養が豊富です。ココアを健康のために飲んでいる方も多いと思うのですが、カカオが本来持っている栄養を十分に取れないというのはもったいないですよべ。さらに、アルカリ処理では酸性物質を中和するのに薬品を用いることがあります。そのような薬品を用いたとしても原材料名には表示されないので心配です。

そこで、注目されているのが「非アルカリ処理」(ブロマ・プロセス)のココアです。製造効率が劣るという欠点はありますが、カカオ本来の風味や成分が残っており、香りが強く酸味や苦味も残すためカカオ感をより強く感じられます。酸っぱいのでは?と心配される方もいるかもしれませんが、私はそれほど気になりません。アルカリ処理で失われてしまう栄養分も取れ、カカオ特有の成分を効率的よく得ることができます。「非アルカリ処理」のココアは、化学的な処理を行っていないので、「ナチュラル・ココア」とも呼ばれています。

APLA SHOPで販売している「パプアのココアパウダー」もアルカリ処理をおこなっていないため、カカオ本来の酸味も感じられる味わいが特徴となっています。ふだん「アルカリ処理」をしているココアを飲んでいる方も、「アルカリ処理」をしていない、カカオ本来の味を楽しめるココアをお試しになってはいかがですか?

新型コロナウィルス対策に "オリーブオイル石けんを"

皆さん、こんにちは。APLA SHOP店長の福島です。
2021年はじめての投稿になります。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

新型コロナウイルス感染が拡大していて、心配な毎日ですね。
この状況で手洗いを意識して行うようになった方も多いと思います。

手を洗うとき、皆さんはどのような石けんをお使いですか。一口に石けんといっても成分は様々です。いつもお使いの石けんが、実はコロナ対策に効果がない可能性もあるようです。

春頃は手に入れにくかった消毒用アルコールやハンドソープなどは、今は、ほぼ以前のように買えるようになりました。ハンドソープは種類も多く、どれがいいか迷ってしまいますね。ハンドソープだからといって、すべてが手についたウイルスの不活性効果があるわけではないようです。コロナ対策のためには、商品の表示をしっかりとチェックして買いたいですね。

どのような表示がいいのかは国立感染症研究所の実験結果からわかります(※)。実験では、純石けん分である脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウムがコロナウィルスを減少化(不活化)させるという結果が。脂肪酸カリウムは液体石けん、脂肪酸ナトリウムは固形(粉)石けんの成分です。一方で、多くの台所用合成洗剤や合成シャンプーの主成分であるアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムは、ウィルスの減少効果が認められませんでした。

新型コロナウイルスが拡大しはじめた昨年の春ごろは、消毒用のアルコールを買い求める人が増え、店頭にもなくなりました。そのため、台所用合成洗剤などの合成界面活性剤に消毒の効果があるといい、使用が推奨されました。しかし、実験結果の通り、合成洗剤には効果がないんです。そればかりか、肌荒れの原因にもなり、有害です。

石けんを選ぶときには、「石けん素地」「カリ石けん素地」と表示されているものを選びましょう。

APLA SHOPで販売しているオリーブオイル石けんは、パレスチナのオリーブオイルを主原料にした石けん素地を使っています。パッケージの裏側には、"石けん素地"としっかり書かれています。コロナ対策に効果があるだけでなく、肌の潤いも補い、しっとりやさしい使い心地です。手洗いだけでなく、全身にご使用いただけます。

新型コロナウィルス感染拡大を抑えるには、1人ひとりの小さな行動に積み重ねが大切です。買い物の際には、商品の表示をしっかり確認して、効果のある商品を選び、手洗いをしっかり行っていきましょう。

※この内容は『ふぇみん』第3274号の「コロナウイルス対策には石けんがいちばん!」を参考にさせていただきました。

今年もありがとうございました

皆さん、こんにちは。APLA SHOP店長の福島です。

APLA SHOPは本日が年内最終営業日となりました。
今年はこれまでとは違う、いろいろなことが起きた年でした。
来年は、落ち着いたいい年いなるといいですね。

APLA SHOPは2020年7月にネットショップをリニューアルし、半年が経ちました。多くの方にご利用いただき、感謝しております。

◆この半年の売れ筋商品は、
でした。

コーヒーをのぞくと、マスコバド糖、パレスチナのエキストラバージンオリーブオイルゲランドの塩 細粒塩500gが人気でした。チョコレート類は11月からの販売開始のため上位には入りませんでしたが、人気商品です。APLA SHOPは明日から冬休みをいただきますが、今日ご紹介した人気商品をまだお試しでない方は、年明けにぜひ試してみていただければと思っています。人気がある理由がおわかりいただけると思います。

◆今年新しく取り組んだことは、「コーヒーペアリング頒布会」です。毎月1日にコーヒーと相性のいいお菓子をセットにしてお届けしています。1月はラオスコーヒーとバームクーヘンのセット(発送済み)で、2月はルワンダコーヒーとチョコレートブラウニーのセットの予定です。すでにお気に入りの産地のコーヒーがあるという方にも新しい味と香りを楽しむ機会になりますし、いろいろな産地のコーヒーを試したいという方にもぴったりだと思います。

また、APLA SHOPのインスタグラムに前よりも力を入れるようになりました。商品の紹介ほか、APLA SHOPの商品を使ってくださっている投稿の紹介、イベントの紹介などをしています。よかったら、ぜひフォローしてください。

APLA SHOP (@apla_ptop)

来年もいろいろなことに挑戦していきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
皆さま、よいお年をお迎えください。

カカオニブって?

APLA SHOPでは今シーズンもカカオニブの販売を開始しました。栄養豊富で美容や健康にもいいため、スーパーフードとして注目され始めましたが、まだまだ認知度は低いのではないでしょうか。

カカオニブは、カカオ豆を焙煎し、細かく砕いたものです。カカオニブをすり潰して液状にし、砂糖などを加えて作った物がチョコレートです。つまりカカオニブはチョコレートをつくる過程でできるものなんです。

カカオニブには、ポリフェノール、テオブロミン、ミネラル、食物繊維などの栄養成分が含まれています。ポリフェノールは、抗酸化作用があるので活性酸素によるトラブルを抑え、肌の老化対策に役立ち、テオブロミンは、体温上昇(冷え性改善)や利尿効果があると言われています。またリラックス作用もあるということです。様々なミネラルが含まれていますが、特に骨や歯の材料となる「マグネシウム」が豊富です。食物繊維についてはご存知の方も多いと思いますが、腸内環境を整えることなどに役立ちます。このようにカカオニブには魅力的な栄養成分が多く含まれています。

ではカカオニブはどうやって食べたらいいのでしょう?

取り入れやすいのは、ナッツと同じような使い方ができるので、ケーキやクッキー、スコーンなどへのトッピングや、グラノーラやスムージーに加えることです。レシピを検索したら、カカオニブのはちみつ漬けなどの魅力的なレシピも出てきました。また、発酵食品との相性もいいので、ヨーグルトやチーズに入れてもよさそうです。

ただ食べ過ぎにはご注意を!カカオニブにはチョコレートよりもカフェインが多く含まれているので、眠れなくなったりすることもあります。

スーパーフードは何かと取り入れ方が難しいですが、カカオニブはアレンジの仕方も多く、使いやすいと思います。もちろんそのまま食べることもできます。苦味がくせになりますよ。ぜひお試しください。そして、おもしろいアレンジの仕方、使い方があったらご紹介下さいね。

チョコレートは発酵食品?

秋になり、気温がだいぶ下がってきて、チョコレートの季節になってきました。APLA SHOPでも「チョコラ デ パプア オーレ」チョコラ デ パプア ビター「クラフトチョコレート カカオキタパプア カカオ67%」「クラフトチョコレート カカオキタパプア ミルクココナッツ」の販売が始まっています。秋冬限定です。ぜひこの機会をお見逃しなく。

フェアトレードチョコレートは、保存料などが使われている市販のチョコレートと違って、溶けやすく気温が25度を超えると販売が難しくなります。そのため、フェアトレードチョコレートは、寒い季節だけの販売になるんです。

さて、皆さんはチョコレートが作られる時に発酵の過程をへているということをご存知でしょうか? "腸活"や"菌活"などが注目されているので、発酵についてはご存知の方が多いと思います。発酵とは、見えない微生物たちの働きによって物質が変化することで、その変化が人にとって有益ならば、発酵と言います。(ちなみに有害であれば、腐敗と言います)

チョコレートの原料はカカオです。ラグビーボールのような形のカカオの実はイメージしやすいのではないでしょうか。その中に、白い果肉とそれに包まれたカカオ豆が入っています。果肉とカカオ豆を取り出し、それを大きなバナナの葉でくるんだり、木箱の中に入れたりして発酵させます。種類にもよりますが、発酵期間は約1週間とされます。発酵させることで、果肉が取り除かれ、カカオ豆の渋みや苦味を減少させ、チョコレートのまろやかな香りが引き出されるそうです。発酵には、酵母、乳酸菌をはじめ数え切れないほどたくさんの微生物が関わっているそうです。このように多くの微生物が働いているおかげで、チョコレートがおいしくなるのですね。発酵はとても大事な過程ですね。

その後、カカオ豆は、洗浄され、選別され、ローストされ…と多くの工程をへて、チョコレートになります。

そのようなことを考えながら食べると、いつもとは違う味わいを楽しめるのではないでしょうか。APLA SHOPには、「チョコラ デ パプア」2種類、「クラフトチョコレート」2種類ございますので、ぜひチェックしてみてください。

店長ブログ

こんにちは!店長の福島です。
この日記では、ネットショップのこと、商品のこと、商品の背景にあることなど、さまざまなことを書いていきます。疑問に思ったことなどを取り上げ、調べたことなども書く予定です。
店長日記はこちら >>

9/8(水)13時ごろ~インスタライブ「水出しコーヒー編」開催
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